形態学的検査と技術 血液と病理
血液
[2]一般血液形態学的検査
[D]自動白血球分類装置による方法
2)主に血球酵素反応による分類
菅沼 清
1
1関東逓信病院血液検査室
pp.411-414
発行日 1986年4月15日
Published Date 1986/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203656
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
近年,細胞化学ならびに血球特殊染色技術の進歩に伴って,テクニコン社はそれを連続流れ分析技法と結合させた,全自動白血球分類装置Hemalog Dを開発した.本装置から得られるX-Yヒストグラムは,血球の酵素学的活性度と,血球の大きさによる白血球像であり,このパターンは疾患により異なるため,臨床的意義が高く,かつ迅速に処理できることから,広く用いられている.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.