技術講座 生化学
高圧セルロースアセテート膜等電点電気泳動法
長 裕子
1
,
飯島 史朗
1
,
芝紀 代子
1
1東京医科歯科大学医学部附属病院検査部
pp.238-242
発行日 1989年3月1日
Published Date 1989/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205550
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サマリー
従来,等電点電気泳動の支持体として主にアガロースやポリアクリルアミドゲルが用いられてきた.一方,取り扱いの簡単なセルロースアセテート膜(以下,セ・ア膜)は,セパラックスEFという等電点専用の膜があるにもかかわらず実用化されていなかった.そこで本稿では日常検査法として十分に使用できるよう,筆者らの開発した泳動装置を用いてセ・ア膜等電点電気泳動法の操作法について詳細に述べた.
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