免疫化学検査法 Ⅱ 測定法の実際
7・凝固・線溶因子
⑥アンチトロンビンⅢ
櫻川 信男
1
1富山医科薬科大学医学部附属病院検査部
pp.775-777
発行日 1988年6月15日
Published Date 1988/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543204593
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止血反応でのフィブリン形成は重要であるが,必要以上にその形成をみると血管腔は閉塞されて循環障害を起こす.この凝固反応を調整するものが阻害因子であり,アンチトロンビンⅢがもっとも重要である.
本稿ではアンチトロンビンⅢの測定法を中心にして述べる.
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