形態学的検査と技術 血液と病理
病理
【12】胎盤・生殖器系の検査法
[A]hCG,SP1,hPL
相馬 広明
1
,
山辺 志都子
1
,
佐山 尚子
2
1東京医科大学産婦人科
2北里大学衛生学部
pp.615-619
発行日 1986年4月15日
Published Date 1986/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203715
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はじめに
産婦人科領域において重要なヒト絨毛性ゴナドトロピン(human chorionic gonadotropin;hCG),妊娠性特殊蛋白SP1(pregnancy specific β1-glycoprotein;SP1),ヒト胎盤ラクトーゲン(human placental lactogen:hPL)の3種の胎盤蛋白を取り上げ,その測定方法について解説したい.
測定方法の各原理については,一キットごとに説明し,原理が同じであれば測定方法にも大きな違いはないので,それを参照されたい(表1,2).
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