コーヒーブレイク
カクテル入門
O. T.
pp.504
発行日 1985年6月1日
Published Date 1985/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203361
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街中で女性がお酒を楽しく飲んでいる姿が,よく見受けられる.一日の勤務を終えた夕方,家に直行する人は昔に比べて少なくなっており,その理由は買い物,おしゃべり,食事などのようである.
経済的にも時間的にも余裕が持てるようになるにつれて,酒の消費量も上昇しており,アルコール分を100%に換算して1977年の消費量を100とし,1981年の消費量を対比させると,日本では9.8%の伸び率であり,この値は酒の消費量の多い他国と比べても決して低い値ではないようである.実はこの話,最近,ある大手の酒造会社の先生の講義を聞いて知ったことである.酒といってもその種類は非常に多いが,この先生のお話だとワイン,蒸留酒(ウイスキー,焼酎など),ビールの3種についてみると,これからはワインの消費量が多くなる可能性が強いとのことであった.
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