学会印象記 第33回日本臨床衛生検査学会
標準代へ向けて一歩前進
林 幸枝
1
1聖霊病院中央検査室
pp.690
発行日 1984年8月1日
Published Date 1984/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203106
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第33回日本臨床衛生検査学会が4月29,30日,昭和44年以来15年ぶりに名古屋において,早田繁雄(刈谷総合病院)学会長のもとで開催された.今年の名古屋の冬は,降雪日の記録を更新したほどの寒さで,桜の開花も10日ほど遅れ,待ちに待った春の訪れだった.
二つの施設に展示場を含めて,9会場で盛大に開催された.メイン会場の名古屋市公会堂は緑豊かな鶴舞公園の一画に位置し,一方の中小企業振興会館は昨年の秋に完成したばかりで,曲面を多く用いたシンプルでメタリックな外観を呈する立派な建物である.この中の吹上ホールが展示会場として用意された.
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