望まれる臨床検査技師像
臨床検査技師の存在意義の自覚
鈴木 節子
1
1横須賀共済病院中央検査科
pp.1052
発行日 1982年12月1日
Published Date 1982/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202641
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"臨床検査技師は,医療にとって必要だから養成されているのに,今さら存在意義など"と思う方もあろうが,具体的に考える機会は案外少ないようである.この機会に,私なりの考えを思いつくままに述べてみたい.
新しく学校を巣立つ方々に"何故検査技師になろうと思いましたか"と問えば,今までの卒業生のほとんどが答えたように,動機は様々あるが,つまるところ,①医療に役立ちたいから,②生きがいのある職業だと思うから,③検査が好きだから,のいずれかあるいは組み合わせで答えると思う.
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