マスターしよう基本操作A
血液培養法
小林 章男
1
1元:千葉大学病院検査部
pp.735-742
発行日 1982年8月1日
Published Date 1982/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202564
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菌血症は,侵入菌が生体の防御機構に打ち勝って血流に入った状態で,細菌感染症がもっとも重篤になった場合である.したがって速急に診断をつけねばならない.このためには迅速な検査室から主治医への連絡が必要である.
また血液培養はふつう液体培地を用いるため,汚染菌が1個でも入ると"偽菌血症"となるので,採血および検査中に十分な注意が必要である.
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