特集 コロナ禍で見えた感染症検査の原点回帰―各種検査の特徴とその解釈
[Chapter 3] 微生物検査から感染症を考える
血液培養
鈴木 大介
1
1安城更生病院 感染症内科
キーワード:
血液培養
,
血流感染症(BSI)
,
コンタミネーション
Keyword:
血液培養
,
血流感染症(BSI)
,
コンタミネーション
pp.1280-1284
発行日 2023年6月1日
Published Date 2023/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika131_1280
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▪血液培養によって血流感染症(BSI)の原因微生物,その薬剤感受性,感染臓器が判明すると最適な治療を実施できる.
▪BSIを疑ったときが血液培養の適応である.
▪血液培養は抗菌薬投与前に2ヵ所以上から20mLずつ採血する.
▪血液培養から検出された微生物の種類,陽性セット数,臨床状況から真のBSIかコンタミネーションかを総合的に判断する.
© Nankodo Co., Ltd., 2023