マスターしよう基本操作
HBs抗原・抗体の検査法
新井 陽子
1
,
宮内 のり子
1
,
武藤 良知
2
1自治医科大学病院輸血部
2自治医科大学
pp.739-746
発行日 1981年9月1日
Published Date 1981/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202346
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HBs抗原の検出は,肝炎の診断,院内感染予防,輸血後B型肝炎の予防など,臨床的に重要な意味を持つ検査法である,ここでは,比較的簡単で感度も良く,現在我が国で最も広く普及しているHBs抗原検査法として,我々の検査室でも毎日行っている逆受身赤血球凝集反応(RPHA法)と,緊急法として便利な逆受身ラテックス凝集反応(RPLA法)について実際の手順を追って解説する.またRPHA法と全く同様の手技で検査を行うHBs抗体検出法である受身赤血球凝集反応(PHA法)についても触れる.
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