知っておきたい検査機器
バイオフォトメーター
徐 慶一郎
1
1関東逓信病院微生物学検査科
pp.410-413
発行日 1978年5月1日
Published Date 1978/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543201624
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1.バイオフォトメーター(自記微生物光度計)の由来
本装置は,最初Bonet-Maury and Walen(1945)により考案作製されたが,1953年改良型が発表され,引き続きJouan社(Davis)との協同で改良のうえ,市販されるようになった.
当院では1966年同装置を購入,以来,数少ない細菌検査用の自動機器として愛用してきた.当時,本装置の使用法につき解説を行った.その後,構造上の改良が更に加えられ,現在では,バイオ・ログⅡフォトメーター(Recording Photometer Bio-Log II)として我が国では,日本分光工業株式会社から市販されている.
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.