実習日誌
検査と検査技師についての私見
山岸 晃
1,2
1東京医学技術専門学校
2君津中央病院
pp.387
発行日 1977年5月1日
Published Date 1977/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543201362
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半年の病院実習を終えてからすでに1年近くになるが,その間に病院実習の経験によって得られたものがおのずからまとまり,私なりの臨床検査と臨床検査技師についての認識を形成することができた.
学校における講義あるいは校内実習を通して検査に関する知識は持っていたものの,それは何ら実感を伴わないものだった.しかし病院実習においてじかに患者や検体に接することができ,検査室で毎日を送ることによって検査というものについて実感を持つことができた.まさに臨地実習こそは最高の教師と言えるだろう.また教科書に載っている事柄も実感することができた.
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