特集 必修 日常検査の実技
血液
ヘモグロビン
相賀 静子
1
1国立病院医療センター研究検査科
pp.35
発行日 1975年8月1日
Published Date 1975/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200830
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ヘモグロビンの測定には,多数の検体処理に便利な光電光度計法が主に用いられている.この方法は短時間で検査できる利点がある.測定上注意しなければならない点は,光電池や光電管の疲労,光源の不安定,電流計の目盛りの不正確,フィルターの疲労,比色管の厚さの不同,比色管の汚染や傷,測定溶液の濁りなどが考えられる.試薬には国際的に認められているVan Kampen & Zijlstra,松原法の処方が広く用いられている.
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