クローズアップ
浅井正樹—名大病院検査部臨床化学
村井 誓子
1
1名大病院検査部臨床化学
pp.56-57
発行日 1975年4月1日
Published Date 1975/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200763
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新しい機器を使いこなす力量を
48年3月末,ディスクリート方式の日立400が入った.それまでは主にオートアナライザーが稼働していたので,項目を変換する際,測定法の違いや機種による測定値の差が問題となった,しかし今まで臨床側に報告していたデータの積み重ねは無視できない.名大病院では今までの値に合うようブランクと標準液の設定値を変えることによりこの問題を解決した.従来法との相関,精度などを含めて実際に動くまでに2か月かかった.その後も慣れない操作によるトラブルが続いた.他の検査は3か月ごとにローテーションがあるが,浅井さんは2年間動いていない.
"ようやくトラブルが出尽くした感じがします.最近 になって機械のポイントがわかってきました.1年半 たった時トラブルの回数をパレート図にしてみまし た.それをもとに今は検査交代時の注意としていま す".
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