基礎から応用へ
記録装置
三上 智久
1
1北大・応用電気研究所
pp.20-23
発行日 1975年1月1日
Published Date 1975/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200669
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臨床検査で取り扱っている膨大な量の検査項目で,かなりのパーセントは何らかの形で記録装置の出力に頼っているといえる.ここで登場する記録装置とは,電子回路からの出力を視覚で認識する形に変換するものである.
記録装置も使い方を誤ると,忠実な波形は期待できないし,それに基づいて行われる診断や治療に重大な影響を与える危険性も含んでいる.必要な情報をできるだけ多く正確に描記するためには,測定対象の特性に合わせて適当な装置を選択する必要がある.
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