病人と病気と病院
集団検診のシステム
市瀬 護国
1
1東京都予防医学協会健康サービスセンター
pp.12-15
発行日 1974年11月1日
Published Date 1974/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200610
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戦後労働基準法が施行されてから,事業場で行われてきた集団検診をふり返って見ると,おおよそ次のようである.
昭和20年代では,ほとんど結核検診が主体であった.胸部X線間接撮影を中心とする定期健診を出発点として,体系的な結核対策が進められた結果,20年代の終わりには結核問題はほぼ解決のメドがついた.
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