クローズアップ
織田島 弘子—新潟大病院中検血液検査室
黒滝 栄子
1
,
三浦 承子
1
1新大病院中検血液
pp.8-9
発行日 1974年9月1日
Published Date 1974/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200552
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プロ意識に徹して
"(ぐちを)言うなら(仕事を)やるな.やるなら言うな"織田島さんがはいったころの検査室の標語である.忙しいころは勉強らしいこともやれずむだな時間を過ごしたように感じていたのが,最近は"一時こんな生活をするのもよかったのかもしれない"と思うこともあるそうだ.形態学をやりたくて血液にはいり以来8年,今ではチーフとして後輩を指導する立場になった.いざ自分がいちばん年上になってみると,若い時はずいぶんわがままをさせてもらっていたナと思いあたるという.
"1枚の標本からどれだけ多くを読み取ることができるかが問題である,とはいりたてのころ言われました.確かに医師は私たちがチェックしたものをもとに判断します.その信頼にこたえるデータを出したいと思います."
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