クローズアップ
内田容子—慶応病院中検臨床化学
内田 侊子
1
1慶応病院中検臨床化学
pp.8-9
発行日 1975年2月1日
Published Date 1975/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200693
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一日一日を大切に
大学病院の検査室では一口に臨床化学検査室といっても,タンパク,脂質,酵素……と分担が分かれる.内田さんは4か月の研修を終えて内分泌に配属され,インスリンの測定に従事している.途中2回の抗体注入を経て,データが出るまで3日間,臨床化学の分野では比較的気の長い検査である.そして学校では講義で少しふれられただけのラジオアイソトープを使っている.
ある検査室ではローテーションでRIを使う係に回されると退職する者が多いという,それもやむを得ないこととして受け取られる……まだRIはこわいという認識から抜け出ていないのが現状であろう.
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