クローズアップ
小太刀充—済生会宇都宮病院中検生化学/藤沼 裕明—済生会宇都宮病院中検病理
藤沼
,
小太刀
pp.8-9
発行日 1974年6月1日
Published Date 1974/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200469
- 有料閲覧
- 文献概要
自分が病気になった時のことを考えて
済生会病院には栃木県衛生検査技師学校の卒業生が15人いる.その第1号が第1回卒業のこの2人である.卒業後5年,仕事のうえでも後輩とのパイプ役としても,なくてはならない存在である.
希望どおり生化学に従事している小太刀さんは,現在Al-P,LDH,黄疽指数,ビリルビン,血中アンモニア,AC-P,LAP,ICGと守備範囲が広い.ともすればルーチンの忙しさに追われがちだが,時間をみつけてはAl-P,LDHなどアイソザイムの研究を続けている.なにかひとつ深く究めようと思えば,おのずからルーチンの仕事もおろそかにできない.好きな仕事だけに張りのある毎日を送っている様子がうかがえる.
Copyright © 1974, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.