連載 病院めぐり
済生会宇都宮病院
飯田 俊彦
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1済生会宇都宮病院
pp.1419
発行日 1998年11月10日
Published Date 1998/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903466
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済生会宇都宮病院は,昭和17年に恩賜財団済生会宇都宮仮診療所として,栃木県の県庁所在地である宇都宮の中心に居を構え,内科,外科の診療を開始して以来,半世紀以上市民の健康を守る砦としてその責務を果たしてまいりました.その後,平成8年5月の新病院開設と同時に現在の地に移転し,近代的設備と斬新的アイディアを備えた病床数644床,総医師数144名を有する地域基幹病院として生まれ変わりました.産婦人科は,医師6名をもって,産科32床,婦人科34床をケアし,年間約800をこえる分娩と650余りの手術および日夜の救急診療の激務をこなしております.
婦人科領域では,年間10例をこえる広汎性子宮全摘出術を始めとして,子宮癌,卵巣癌などの悪性腫瘍に対し積極的に手術療法を行い,それに伴う動注療法などの化学療法にも力を注いでおります.
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