技術講座 生化学
コンタミネーション・1
大場 操児
1
1順大病院中検
pp.58-59
発行日 1973年8月1日
Published Date 1973/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200223
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臨床化学検査はピペット操作に始まり,ピペットのかたづけに終わる.測定試料の一定量を採る検査の第1段階で量的ミスがあれば,あとの操作がいくら完全であってもデータは不正確なものとなる.ピペッティングに伴ういろいろな誤差を解決することはたいせつな技術のひとつであろう.一般にわれわれは日常検査の際,次の点に注意して誤差を少なくすることに努力している.
(1)正確なピペットを使用する.(2)化学的に清浄なピペットの使用.(3)正しいピペッティングのマスター.
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