技術講座 一般
尿のウロビリン体検査法
相賀 静子
1
1国立東京第一病院研究検査科
pp.70-71
発行日 1973年7月1日
Published Date 1973/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200204
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尿のウロビリノゲン,ウロビリンを総称してウロビリン体と呼んでいる.ウロビリノゲンは新鮮尿で検査することが原則である.ウロビリンはウロビリノゲンが酸化された物質である.こちらは新鮮尿でなくても定性検査にはさしつかえない.ウロビリノゲン検査は非常に簡単で鋭敏な反応とされているのでスクリーニングテストとして広く用いられ,検査の要求はタンパク,糖の定性に次いで多い.しかし非常に簡単な検査だけにいろいろな落とし穴もある.以下それらの点についてふれたい.
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