増刊号 超音波×病理 対比アトラス
6章 肝胆膵脾
9 陶器様胆囊炎に合併した胆囊癌―70歳代男性
内藤 善哉
1
,
彭 為霞
1
,
髙田 英志
1
1日本医科大学統御機構診断病理学
pp.1108-1110
発行日 2014年9月15日
Published Date 2014/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543104464
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症例の概要
70歳代,男性.胆石症および慢性胆囊炎の経過観察中にCA19-9の上昇を認め,腹部精査施行.腹部CT,MRI検査などで,胆石症と軽度の壁不整はみられたが,明らかな腫瘤形成やリンパ節腫脹は認めなかった.しかし,腫瘍マーカー高値のため手術となり,術中迅速診断で腺癌と診断されたため,胆囊摘出術,肝部分切除術,総胆管切除術およびリンパ節郭清が施行された.
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