学会印象記 第61回日本医学検査学会
必要とされる臨床検査技師に
有馬 ひとみ
1
1前橋赤十字病院臨床検査科
pp.1311
発行日 2012年10月1日
Published Date 2012/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543103748
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梅雨入りして間もない2012年6月9日(土)~10日(日),三重県津市の三重県総合文化センターおよびメッセウイング・みえにおいて,第61回日本医学検査学会が開催された.私は北関東群馬県からの参加で,少々遠出であったが初めての土地で旅路も楽しく,あいにくの悪天候も気にならなかった.
本学会のメインテーマは「命の重み・重なる技術・重ねる想い」,サブテーマが「匠の技伝承と社会的貢献を目指して」であった.学会長の小林圭二氏は,医療技術者として命の大切さを再認識し,検査分野の専門化に伴い求められる幅広い知識や技術を伝承していき,臨床検査技師が医療現場で必要不可欠な職種として認知されることを目指しての企画であると挨拶されていた.
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