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Edwardsiella tardaによる腸管感染症
十河 剛
1,2
,
菅原 秀典
1
,
日衛嶋 栄太郎
1,2
,
小松 陽樹
1
,
乾 あやの
1
1済生会横浜市東部病院こどもセンター小児科
2済生会横浜市東部病院内視鏡センター
pp.479-481
発行日 2009年5月1日
Published Date 2009/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543102452
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Edwardsiella tarda(E. tarda)は1962年に坂崎ら1)が腸内細菌の新しい菌群,Asakusa群としてわが国から報告された菌である.1964年にはKingらも,独自に本菌をBamtholomew群として報告し,1965年にEwingらによりEdwardsiella tardaと命名され現在に至っている.わが国で発見された菌でありながら,主に熱帯,亜熱帯に多く分布する菌であることもあり,一般臨床の現場ではあまり知られていない.
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