オピニオン
―国立大学病院新技師長としての抱負―厳しいが働きがいのある検査部を目指して
天谷 初夫
1
1群馬大学医学部附属病院検査部
pp.236
発行日 2009年3月1日
Published Date 2009/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543102385
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坂東太郎(利根川)が赤城山と榛名山の間を抜け関東平野に流れ出す,そんな平野の北西の地前橋市に国立大学法人群馬大学医学部附属病院はある.病床数は715床,1日当たりの外来患者は1,860名であり,患者中心の医療を推進することを理念としている.現在,わが国で初となる病院併設の重粒子線治療施設が,2009年度中の始動に向け急ピッチで建設されている.
当検査部は村上正巳部長をはじめ医師5名,臨床検査技師36名の体制である.その特長としては,2002年に検査部医師による検査部外来が開設されたことが挙げられる.そこでは,院内の各診療科やほかの医療機関からの検査データの問い合わせに対するコンサルテーションや紹介患者の診療を行っている.
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