Laboratory Practice 血液:骨髄塗抹標本の見かた
FAB分類 [4]M0,M1
野木 岐実子
1
,
島津 千里
1
1帝京大学医学部附属病院中央検査部
pp.506-508
発行日 2003年6月1日
Published Date 2003/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543101435
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急性白血病の分類は広くFAB分類が用いられている.この分類は1976年に提唱され,その後改定追加がなされたもので,細胞形態とミエロペルオキシダーゼ(myeloperoxydase;MPO)染色などの細胞化学所見を基本としている.
芽球のMPO陽性率3%以上をAML,3%未満をALLと診断する.さらにAMLのM0,M5a,M6,M7ではMPO陽性率が3%未満であるため,MPO以外の補助診断が必要となる.
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