けんさ質問箱Q&A
川崎病の2Dエコーでのよい評価方法は
石川 雄一
1
1山口大学医学部小児科学教室
pp.478-479
発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100022
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川崎病は冠動脈の拡張や動脈瘤があれば同定できるでしょうが,動脈壁のエコー輝度の上昇を的確に指摘するのは困難です.先入観でそう見えてしまったり,装置の設定,また胸壁と心臓との間の距離によったりするのではないでしょうか.Integrated backscatter(IB)などもありますが従来の2Dエコーでのよい方法を教えてください.(福岡県飯塚市 H.K.生)
冠動脈の輝度に関しては,客観的な評価は困難と考えます.エコーのゲインは患者ごとに最も見やすいように変えていくのが一般的で,それを固定して比較したりするのは,かえって画像を見づらくする虞れがあると思います.
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