グラフ
螢光色素による血液像の観察
大竹 順子
1
1順大付属医院中検
pp.1040-1041
発行日 1968年12月15日
Published Date 1968/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542917256
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現在の白血球分類法は,wright染色,giemsa染色およびmaygiemsa染色法による所見が規準となっている。しかし螢光染色も染色手技は簡単で,初心者でも美しく染まり,また慣れれば,現在行なわれているgiemsa染色法と百分率もほぼ同様にとることができる。
染色手技は,Acridine Orange (生理食塩水1万倍)と血液を0.05mlピペットを用いてピペット内で等量に混和し,1-5分後塗抹標本を作製する。塗抹標本はただちに螢光顕微鏡(波長410mμ)で観察する。
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