私の工夫
東北大中検式カバー付ラックによる能率的試験管の洗浄法
三浦 美代子
1
,
安孫子 兵三郎
1
,
工藤 肇
1
1東北大学医学部附属病院中央検査部
pp.222
発行日 1967年3月15日
Published Date 1967/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542917137
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日常血清検査業務の上で試験管の洗浄にさかれる労力は大きい。従来われわれは金網フタ付金網籠に試験管を入れ,洗浄,水洗および乾燥を行なってきた。この方法では試験管をラックよりとりだしたり,ラックにならべたりする手数がかかるので,一歩すすめてラックに試験管をたてたまま洗浄,水洗および乾燥ができるように写真に示すような金網カバソ付ラックを考案した。ラックはステソレス製で,緒方法用には7本立10例(70本),ASLO検査その他の検査に10本立10列(100本)の2種類のラックを用いる。
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