今月の主題 自動機器分析に要求される標準化
技術解説
採血管とラック
中 恵一
1
Keiichi NAKA
1
1大阪市立大学医学部臨床検査医学
キーワード:
採血管
,
ラック
,
自動分析
,
標準化
,
NCCLS
Keyword:
採血管
,
ラック
,
自動分析
,
標準化
,
NCCLS
pp.846-850
発行日 2000年8月15日
Published Date 2000/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904456
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採血された血液や尿を検査が実施されるまでに統一したサイズやデザインの容器を用いれば,自動化にかかわる装置はその容器を画一的な動きで取り扱うことができる.この目的でこの度国際標準が提出された.検査を処理するシステムや搬送装置は,13×75,13×100,16×75,16×100mmの4種類の採血管に限れば設計の幅を狭くすることができる.またラックの採血管中心の相互の距離を22mmとすることが提案された.
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