グラフ
免疫電気泳動法の手技
臼井 美津子
1
1東京大学血清学教室
pp.341-346
発行日 1964年5月15日
Published Date 1964/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916756
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寒天内免疫電気泳動法の実際については今までにいくつものよい紹介があるので,今さら改めてのべることもないが,ここではWiemeにより紹介された方法を中心にはじめて免疫電気泳動を行なう人々のために技術的な面に重点をおいて紹介した。また最近使われだしたセルローズアセテート膜については,電気泳動法の実技はすでに紹介されているので,それに従って試料を展開し,さらに免疫沈降反応を行なって寒天内免疫電気泳動法に劣らないよい標本を作りうるので,私たちの経験をもとに実際の手技を紹介したい。
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