私のくふう
オストワノレド型メスピペットについて/血清糖蛋白呈色反応方法の改良について
鈴木 武雄
1
,
松村 義寛
2
,
近藤 雅敏
3
1国立横須賀病院研究検査科
2東京女子医大生化学
3国立横須賀病院研究検査科
pp.539
発行日 1967年7月15日
Published Date 1967/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916685
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中小病院の生化学室では,1人か2人の技師,まして小さな診療機関では,1人の技師が,同一検体について数種の試験を短時間で消化しなければならない。
私は,オストワルド型メスピペットを考案し,現在実施しその効果をあげています。図のごとき全長28cmで,0.05,0.1,0.15mlの3種の目盛を有するピペットで,血清0.1ml加えるKunkel試験のように呼気が試料に接触してはならない場合は図のB部分の0.1ml,吹き出しを許される試験には,A部分の0.1mlを用います。
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