入門講座 血液
含鉄赤芽球(Sideroblast)
寺田 秀夫
1
1昭和大医学部臨床病理
pp.195
発行日 1968年3月15日
Published Date 1968/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916367
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赤血球内にベルリン青反応を呈する鉄顆粒を含む赤血球を含鉄赤血球(Siderocyte),同様な顆粒を含む赤芽球を含鉄赤芽球(Sideroblast)と呼ぶ。前者は摘脾後の末梢血に出現するが正常人ではほとんどみられず,臨床的に大切なのは骨髄中の含鉄赤芽球の消長である。
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