研究
比濁による血清総コレステロールの測定法(Kingsley法)の検討
川出 真坂
1
,
小田 真也
1
,
柚木 光男
2
,
奥山 理
2
,
川原 重治
2
1三重県立大学医学部臨床病態学教室
2三重県立大学医学部附属病院中央検査部
pp.688-690
発行日 1967年9月15日
Published Date 1967/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916214
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Velu and Velu1)により創始され,後にKingsley2)らにより簡易化されたナトリウムエチラートによる血清総コレステロールの比濁測定法は,その迅速簡便性において従来の方法にまさり,実地診療あるいは,集団検査などの場合のスクリーニングテストに適した方法である。われわれは,この方法につき追試検討を行ない,さらにKingsleyの報告に記載のない混濁発生機転についても2,3の知見を得たので,その結果につき報告する。
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