研究
乳酸脱水素酵素測定用キット(L-TEST)の検討—超微量化について
小田 真也
1
,
柚木 光男
2
,
奥山 理
2
,
川原 重治
2
1三重県立大学医学部臨床病態学教室
2三重県立大学医学部付属病院中央検査部
pp.363-366
発行日 1968年5月15日
Published Date 1968/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916395
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最近乳酸脱水素酵素測定の重要性が認められるにつれて,測定法こ関しても,本法の標準法と見なされているWróblewski氏の紫外部による測定法1)のみならず,より簡易化された方法が発表されつつあるが2),他方それらを応用した測定用キットの発売をもみるに至りつつある。私達も本酵素測定にはL-TESTを使用しているが,本法は毎回血清を6倍稀釈して使用せねばならないというわずらわしさがあるので,それを除く意味で血清10λを直接採量して測定を行なうと共に,試薬も半量にして測定する方法を検討してみた。その概要を報告する。
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