入門講座 血清
染色液の種類と組成
寺田 秀夫
1
1昭和大臨床病理
pp.679
発行日 1967年9月15日
Published Date 1967/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916207
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血液の美しい染色標本を得るためには,正しく塗抹したのち,すみやかに染色することが大切である。また注意すべき点は染色液を稀釈する液のpHで,最適のpHは6.0〜6.8で弱酸性の方が美しく仕上る。たとえば下記のごとき燐酸緩衝液が用いられる。
1/15M燐酸一カリウム(KH2PO4)73.5ml+)1/15M燐酸ニナトリウム(Na2HPO4)26.5ml/pH6.4の燐酸緩衝液
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