特集 日常検査法の基礎知識と実技
基礎技術
蒸留水のつくりかた
松村 義寛
1
1東京女子医科大学生化学教室
pp.1080-1082
発行日 1965年12月10日
Published Date 1965/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915828
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臨床検査の実施にあたって水を使うことは多い。染色標本の水洗,ガラス器具の水洗,試薬の調製,培地の作製など,直接検査そのものに必要となる水もあれば,冷却用水,水浴に入れる水も必要であり,さらに検査室の掃除にも多量の水を必要とする。
水道が完備し,良質の水が常に供給せられている限りはたいていの用途に用いられるものであるけれども,水道水は漸次高価となってくるので多量に使用する場合には支障のない限り安価な水を求めることになる。
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