話題
第11回日本臨床病理学会総会印象記
米山 達男
1
1放射線医学総合研究所病院部検査課
pp.30-31
発行日 1965年1月15日
Published Date 1965/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915701
- 有料閲覧
- 文献概要
編集部より印象記執筆の依頼を受けたのは総会の始まる数日前のこと,さて何処に焦点を合せて書いたらよいかと考え,編集部に相談したところ,私の感じたままでよいとのこと,また地方の会員で今回出席できなかった方々に学会の様子を伝えることに主眼をとの要望であった。しかし発表されたものの内容については,機関誌「臨床病理」に掲載されるので,また私自身は10年以上この分野の勉強をしてきたが,長い国外での臨床病理学のトレーニングのために,事実上この学会には初めて出席するに等しいという理由で,内容についての紹介および,過去の本学会との比較は,書くことができない。したがって,ここでは,私の臨床病理学に対する考え方と,学会での印象の差について書いてみたいと思う。
Copyright © 1965, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.