新しいキットの紹介
FDPLテスト-Uの使用経験
田浦 幸一
1
,
柴田 哲雄
1
,
平井 義修
1
,
荒谷 弘康
1
,
横山 一章
1
,
新里 健
1
,
原田 孝司
1
,
緒方 弘文
1
,
曲 泰男
2
1長崎大学第2内科
2長崎大学病院中央検査部
pp.341-344
発行日 1980年3月15日
Published Date 1980/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915414
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はじめに
腎炎患者尿中にフィブリンまたはフィブリノゲン分解産物(以下FDP)が出現することが知られ,糸球体内血液凝固との関連で多くの検討がなされている.今回私たちは,尿中FDPの測定用として従来の0.5μg/mlに比し,0.1μg/mlの感度を有するFDPLテスト-U(帝国臓器製)を各種腎疾患患者30例に使用する機会を得たので,尿中FDPの臨床的意義について考察を加えながら報告する.
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