新しいキットの紹介
ラテックス凝集反応とRIA法によるHPL(HCS)測定法の比較
川口 忠幸
1
,
石原 静盛
1
,
石田 初恵
1
,
端山 京子
1
1住友病院臨床検査部
pp.1016-1018
発行日 1978年9月15日
Published Date 1978/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914873
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はじめに
Human placental lactogen(HPL)または,Human chorionic somatomammotropin(HCS)と呼ばれるホルモンは,Josimovich及びMaclaren1)によって,1962年に存在が明らかにされた.以来,Human chorionic gonadotropin(HCG)に次ぐ第二の胎盤タンパクホルモンとして注目を浴びてきており,我が国でも産婦人科領域において,HPLの測定法とその測定値の解析には多くの報告2〜8)がみられる.
今回,著者らは新たに開発されたラテックス凝集反応によるHPL測定法について,ラジオイムノアッセイ(RIA)法と比較検討したので,その成績を報告する.
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