Japanese
English
研究
HBs抗原の検出におけるR-PHA法の検討
Evaluation of Reversed Passive Hemagglutination for the Detection of HBs Antigen
升田 隆雄
1
,
五十川 豊治
2
,
三原 和栄
2
,
久野 晋也
2
,
玉村 和規
2
Takao MASUDA
1
,
Toyoharu ISOKAWA
2
,
Kazue MIHARA
2
,
Shinya KUNO
2
,
Kazunori TAMAMURA
2
1国立名古屋病院内科
2国立名古屋病院臨床検査科
1Dept. of Medicine, National Nagoya Hospital
2Clinical Laboratory, National Nagoya Hospital
pp.191-193
発行日 1978年2月15日
Published Date 1978/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914669
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はじめに
HBs抗原の検出には多くの方法が行われているが,一般病院の臨床検査室で日常検査として行ううえには何を用いるべきであろうか.感度,特異性の問題のみならず,判定の迅速性,あるいは手技の難易の問題も考慮すると,現在ではR-PHA法1〜4)が最も適していると考えられる.現在本邦ではR-PHAのキットとしてAuscell(ダイナボット社),SERODIA-HBs (富士臓器製薬),Reversecell (山之内製薬)の三者が発売されており,今回これらをSRID法(エーザイプレート)及びRIA法(AUSRIA II−125)と比較検討する機会を得たので報告する.
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