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資料
リポソームを基質とする血清LCAT(Lecithin-Cholesterol Acyltransferase)活性の自動測定法
An Automated Method for Measurement of Lecithin Cholesterol Acyltransferase Activities in Serum using Liposome as the Substrate
山田 満廣
1
,
小林 一三
1
,
大西 将則
1
Mitsuhiro YAMADA
1
,
Ichizo KOBAYASHI
1
,
Masanori OHNISHI
1
1大阪赤十字病院第一検査部生化学
1Clinical Chemistry, Department of 1st Clinical Laboratory, Osaka Red Cross Hospital
キーワード:
LCAT
,
リポソーム
,
共通基質法
,
COBAS-MIRA
,
自動測定法
Keyword:
LCAT
,
リポソーム
,
共通基質法
,
COBAS-MIRA
,
自動測定法
pp.461-465
発行日 1989年4月15日
Published Date 1989/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913960
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血清LCAT活性の測定法は,自己基質法および共通基質法によるキットが開発されているが,いずれも酵素反応に長時間を要し測定操作が繁雑で自動化が困難であることから,現在でも用手法により測定されている.今回,共通基質法にもとつく試薬(リボソーム基質法)を用い,これを検体前希釈機能をもつCOBAS-MIRA自動分析装置に適用することにより,LCAT活性の自動測定法を確立することができた.本法は用手法と同等の測定精度(再現性),ならびに良好な相関性を示すなど,日常検査法としての有用性が認められた.
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