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資料
cloned enzyme donor immunoassay(CEDIA法)による血清中ジゴキシンの測定法について
Studies on the Determination of Digoxin in Serum Using Cloned Enzyme Donor Immunoassay
山田 満廣
1
,
大西 将則
1
Mitsuhiro YAMADA
1
,
Masanori OHNISHI
1
1大阪赤十字病院検査部生化学
1Division of Clinical Chemistry, Department of Clinical Laboratory, Osaka Red Cross Hospital
キーワード:
ジゴキシン
,
CEDIA法
,
cloned enzyme donor immunoassay
,
遺伝子工学
,
β-ガラクトシダーゼ
,
COBAS-MIRA S
Keyword:
ジゴキシン
,
CEDIA法
,
cloned enzyme donor immunoassay
,
遺伝子工学
,
β-ガラクトシダーゼ
,
COBAS-MIRA S
pp.302-306
発行日 1991年3月15日
Published Date 1991/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900534
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血清中ジゴキシンの免疫学的測定法には,RIA法,EIA法およびFPIA法などがある.これらの方法のなかで,EIA法あるいはFPIA法は日常臨床検査法として普及していると考えられるが,測定に際して検体の前処理が必要であった.今回検討したCEDIA法は,その必要がなく,全自動測定法が可能な方法であり,再現性および他法(FPIA法)との相関など良好な成績を示したが,ビリルビン・ヘモグロビンなどの共存物質,肝障害および腎不全患者,さらには新生児などにおいてDLIFの影響が認められることは,注意しなければならない重要な点である.
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