特集 アイソザイム検査
II.各論
14 シスチンアミノペプチダーゼ
中根 清司
1
,
高阪 彰
1
Kiyoshi NAKANE
1
,
Akira KOHSAKA
1
1名古屋大学医学部附属病院検査部
pp.1316-1320
発行日 1988年10月30日
Published Date 1988/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913798
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はじめに
シスチンアミノペプチダーゼ(CAP)アイソザイムを論ずる前に,臨床検査に用いられているアミノペプチダーゼの多様性について整理する必要がある.
アミノペプチダーゼとは,ペプチドを外側から順次加水分解するエキソペプチダーゼのうち,アミノアシル結合(—CO-NH—)に作用して末端のアミノ基を切り離す酵素である.
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