今月の主題 リウマトイド因子
技術解説
クラス別RFの検出法
小林 茂人
1
,
廣瀬 俊一
1
Shigeto KOBAYASHI
1
,
Shun-ichi HIROSE
1
1順天堂大学医学部内科
pp.617-622
発行日 1987年6月15日
Published Date 1987/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913341
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リウマトイド因子(rheumatoid factor;RF)はIgMのほかに,IgG,IgA,IgEなどが存在する.臨床検査上,広く普及している凝集法によるリウマトイド検出法は,IgMリウマトイド因子(IgM-RF)の検出にほかならない.Enzyme-linked immunosorbent assay(ELISA)法では,IgM-RFのほかに,IgG,IgA,IgEなどのRFを比較的簡単に測定することができる.本文では,ELISA法によるクラス別リウマトイド因子の測定法の手技や注意点を中心に解説する.
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