Japanese
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資料
Mayerのヘマトキシリン液におけるアンモニア性銀液の効果について
Effect of Ammoniacal Silver on Mayer's Hematoxylin Solution
安藤 千秋
1
,
石郷 景子
1
,
後藤 考司
1
,
後藤 佐恵子
1
,
林 博文
1
,
奥田 清司
1
,
坪根 幹夫
1
,
佐々 敏
1
Chiaki ANDOH
1
,
Keiko ISHIGO
1
,
Takashi GOTOH
1
,
Saeko GOTOH
1
,
Hirofumi HAYASHI
1
,
Seiji OKUDA
1
,
Mikio TSUBONE
1
,
Toshi SASSA
1
1大垣市民病院中央検査室病理部
1Dept. of Clinical Pathology, Ogaki Municipal Hospital
pp.567-569
発行日 1987年5月15日
Published Date 1987/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913326
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はじめに
ヘマトキシリン—エオジン(以下H-Eと略す)染色は,病理組織学における基本的染色である.近年,ミクロトーム刀の替刃が普及し切片が2μm程度に薄切できるようになり,Mayerのヘマトキシリン染色液として細胞核の染まり上がりがわずかに淡いようである.しかしながら,基本的な染色液のため今日でもMayerのヘマトキシリン液を繁用している施設が少なくない.今回,われわれはMayerのヘマトキシリン液の組成を変えることなくヘマトキシリン液の改良を試みた.すなわち鍍銀染色として用いられるアンモニア性銀液とMayerのヘマトキシリン液の混合液について検討し,Mayerのヘマトキシリン液を用いたH—E染色と混合液(アンモニア性銀—ヘマトキシリン液)のH-E染色とを比較したので報告する.
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