資料
Mycoplasmelisa test kitの肺炎マイコプラズマ感染症診断における実用性
宮地 辰雄
1
,
洲崎 健
1
,
新津 泰孝
1
1東北大学抗酸菌病研究所小児科学部門
pp.1641-1645
発行日 1984年11月15日
Published Date 1984/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912425
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
緒言
肺炎マイコプラズマ感染症の確定診断に用いられる血清反応としては補体結合反応(CF),間接赤血球凝集反応,代謝阻止反応などがある.最近ではenzyme-linked immunosorbent assay (ELISA法)による抗体測定も報告されている1〜5)が,抗原,試薬の調整などに時間がかかり,手技が比較的煩しいという問題がある.
このたびM.A.バイオプロダクツ社が開発したMycoplasmelisa test kitは,ELISA法を用いて血清中の肺炎マイコプラズマに対するIgG抗体を測定する方法である.
![](/cover/first?img=mf.1542912425.png)
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.