今月の主題 男と女
性差
血液
血液凝固
羽田 雅夫
1
,
藤巻 道男
1
1東京医科大学臨床病理学教室
pp.1136-1137
発行日 1984年10月15日
Published Date 1984/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912317
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- 文献概要
近年,血液凝固学の研究の進歩に伴う検査法の開発にはめざましいものがあり,臨床的に血栓症,出血性素因の診断および治療に役だっている.そして凝固線溶因子の性別,加齢,食事,体動,薬剤,妊娠などによる生理的変動についても検討されている1,2).本稿においては,凝固線溶因子の性差,妊娠による変化,測定法の概要を述べるとともに臨床的意義を考察する.
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