今月の主題 男と女
性差
生化学
酵素
塚田 敏彦
1
1虎の門病院臨床化学検査部
pp.1122-1125
発行日 1984年10月15日
Published Date 1984/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912311
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1.はじめに
男と女とは『性染色体の一対がXXだと女,XYだと男と決定される』染色体の性差から発達する.
一般的に,胎性6週に性腺原基が作られてから乳幼児期までは,臨床検査データの性差は認められず,酵素活性について差異は少ない1,2).
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